旦那が発達障害の検査を受けた理由。検査を受けた時の話。

発達障害の話
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発達障害の検査を受けると決めた時

 

旦那(以下ネスケ)と知り合ってすぐに同棲しました。

ネスケと過ごしている日々の中で、ネスケに何か違和感を感じ始めた頃に、ネスケが私に言いました。

「俺、アスペかもしれないんだ。」

 

そのカミングアウトの前に、私の母とネスケの3人でご飯を食べに行ったことがあります。

母が「ネスケくん、何か違う。」
「話がかみ合わないし、突拍子もないことを言い出して…。」

と、私に話したことも思い出し。

アスペルガーの事を調べ始めます。

まず、ネットで検索すると

『アスペルガー症候群チェック』を見つけました。
チェックしだすと…。

ほとんど、当てはまる…。

アスペルガー症候群の特徴にも全部ではないけれど、当てはまる…。

ネスケが、自分の事をアスペルガー症候群と思うようになったのは、アスペルガーというワードを耳にするようになり、仕事場の人達がアスペルガー症候群のチェックをネットでやっていた時に、皆がいなくなった時に一人でやってみたそうです。

なぜ、みんなと一緒にやらなかったというと、アスペルガー症候群の特徴を耳にするたびに自分に当てはまることが多いと思っていた事と、

今まで自分が過ごしてきて生きにくい、過ごしにくいと感じていたから。

皆と一緒にチェックをして、アスペルガー症候群かもしれないという結果が出た時に、突っ込まれても笑って流すことが出来ないから。

 

そして、二人の喧嘩も日々多くなり。
喧嘩していても、どうもおかしい。
怒る理由も分からないし、自分の意見だけ言って、私の意見には耳を貸さず。
そんな日々が続いていた。

 

ある夏の日の夜、二人で隣の県までドライブに行き夜景を見ながら話をしていたのです。

 

「このままネスケ子と一緒にいる為に俺、発達障害の検査を受ける」

 

とネスケが言ってくれたので、その次の日から、検査が受けられる病院を私は仕事中探していました。(笑)

 

わたし達が暮らしている場所は、閉鎖的な田舎という感じでして、ネスケも

「誰にも知られたくない」と言うので、県内でも離れた場所の病院を探していました。

 

県でも無料で診断してくれる場所があるのですが問い合わせたところ
”診断は一年待ち” ”相談は半年待ち”
せっかく、ネスケが検査をすると言ってくれたのに、さすがに1年は待てません…。

 

ちなみに、『発達障害支援センター』という所です。
あちこちの県にあるようなので、検査を考えていたり、相談したいという方は地元で探してみると良いと思います。
基本お子さんが多いと思いますが、大人の発達障害も対応してくれます。

 

 

旦那が受けた発達障害の検査方法は?

 

 

まず、病院を見つけました。
これは、ネットで「発達障害 検査 住んでいる県名」を検索。

その中から、知り合いに会わないであろう場所を探しました。

その病院は初診では予約が取れなかった為に予約なしで行きました。
ちなみに、精神科専門の大きな病院でした。

初診の時には検査はできず、検査の予約をして改めて行くことになります。
初診時に次回の検査までに記入しておく用紙を渡されました。

 

 

記入する内容は
・生まれた時の事
・子供の頃の様子
・成績
・学歴

生まれた時の事ですが、これらはネスケ母に自然な感じで聞き出しました。
ネスケが、自分の母親にも知られたくないと言っていたから。

 

成人してからの発達障害の検査は診断が難しいと聞きました。

なぜならば、発達障害の診断には幼少期の状況が必要ですが、大人になってからだと幼少期の事があいまいだったり、覚えていなかったりと…。

実際ネスケは、幼少期の事を全くと言っていいほど覚えていませんでした。

 

 

 

ネスケが受けた検査方法は?
・問診・・・幼少期の事など生育歴
・心理検査(WAIS-Ⅲ)・・・(ウェクスラー成人知能検査

 

 

心理検査で行われる『WAIS-Ⅲ』という検査は、全検査IQ、言語性IQ、動作性IQといったIQ検査。

心理検査結果を見ると、その他に言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度といったものがあります。

 

それらの検査結果によって、発達障害かどうかを調べます。

 

そして、ネスケの心理検査結果で分かったことは、発達障害ということはもちろんですが、私が一番知りたかったことが分かりました。

 

それは、ネスケの特性です。

 

何が苦手で、何ができるか。

 

ネスケが苦手なことは、目から入った情報を正確にとらえまとまりをもった全体としてとらえること。けれど、言語的な能力が発達しているので、単語に関する知識が蓄積されていて、物事を早く処理することが得意。

そして、努力家。

その他にも詳しく分かりました。

 

ネスケは、発達障害と診断された。ASDとADHDと。

 

と、ここまで書くと順調に検査と診断がでたと思うけれど実際はそうではない。
なにが順調にいかなったというと…。

 

病院選びだった。

 

 

 

検査を受ける病院選びは慎重に

 

 

私がネットで発達障害の検査を受ける病院を探したのだけれど。

精神科専門の大きい病院だったので、何も思わずその病院に決めた。

 

私の住んでいる県で、発達障害の検査ができる病院を調べると、かなりの数の精神科の病院がヒットした。

その中で、自分たちが住んでいる所から離れた場所で、知り合いに会わないであろう病院を選んだのだけれど。

口コミを見なかった…

 

口コミが、当てになるかどうかは分からないけれども、大事な気がする。

ネスケと、その病院に行き初診を済ませ、検査を受けるまではとても順調だった。

が、検査結果を聞きに行く時に「あ…。ダメか?」と思った。

 

ネスケの診察をする担当の医師がネスケに合わないというかなんとういうか
診断結果を聞きに行ったのに、診断を教えてくれないのです。

 

ネスケが「アスペルガーだったんですか?」と聞くと

その担当医師は「恐れていたことが起きました。」

もう一度ネスケが「アスペルガーという事ですか?」

「ネスケさんが恐れていたことが…。」

 

いや、はっきり言えや!と、なりましたよ。

私は、最初は診察室に入りませんでしたが、ネスケに呼ばれて診察室に入り、担当医師に尋ねます。

「診断名はアスペルガー症候群ということですか?」

「はい、恐れていたことが」

ネスケは、かなりイラッとしていて、私が検査結果などを詳しく聞こうとすると
「詳しい結果などは見せることができません。」
「治療としては、不安定は時に飲む安定剤は出せます。」

 

と、お話にならない状態でした。

ネスケも「もうこの病院に来たくないし、もう嫌だ」と言っているし。

私は、詳しいことを聞きたいし。

 

どうしようと思っていました。

 

そして、私の母に相談。

なぜ、母に相談したかというと、私の母は以前障害施設で調理の仕事をしていたので、保健婦さんなどに知り合いが多く。

まあ、初めから母に病院を調べてもらえば良かったのですが、なんとなく聞くのが嫌だったので自分で探してしまいました。

そして、母に病院を調べてもらい、その病院に電話をして詳しいことを話します。
最初に、検査を受けた病院から転院という形にして、検査結果を送ってもらう事になり。

新しい病院に、行くことに。

 

そして、ネスケはもう病院なんて行きたくないとなっていましたが、私が詳しい事を知りたいし、これからの為になると思うからとお願いして、なんとか一緒に病院に行ったのです。

 

今度の病院は、検査を受けた病院とは、全く違って診断名も検査結果も詳しく教えてくれました。
心理士の方もとても良い方で、優しく詳しく教えてくれました。

 

病院で、ここまで違うのかと…。

 

今、発達障害の検査の事や病院の事を検索すると、よく見かけるワードがあります。

『精神科ガチャ』

これは、本当にそうなのかもと思います。
その病院に、どのような医師がいるのか、どのような口コミなのか調べていくのは大切だと思います。
ただ、自分に合う医師、合わない医師とあるので、こればかりは行ってみて接しないとわからないですね。

 

 

 

検査を受けるという事は必要か?

 

 

これは、本当に人それぞれなんだとネットで調べる度に思います。

多くは「知ってよかった」という結果を見ます。

成人してから検査を受ける方というのは、それまで生き辛さを感じている方だと思います。

当事者としては、自分の特性を知り、工夫をする事によって生き方が変わると私は感じます。

ネスケが実際にそうでした。

けれど、知った事によって苦しくなる事もあると今は思います。

 

ただ、サポートする側の私は

『検査を受けてくれて良かった』としか思いません。

これは、本当に勝手なのかもしれません…。

 

発達障害の事を調べだした時に、見かけたブログの記事で今でも心に残っている物があります。
どなたの記事かはわかりませんが、恋人がアスペルガー症候群という事を調べていた時に出会った記事ですが。

 

「努力しているアスペルガーと人とは一緒に居られる、努力をしてないアスペルガーとは今すぐ離れなさい」というような内容だったと思います。

アスペルガーのパートナーが『カサンドラ症候群』になる事があるという事を表していると思います。
『カサンドラ症候群』ですが、これはTwitterで検索するとかなりの方がヒットする気がします。
これは、また別の機会に書いていきたいと思います。