「俺ばっか!」旦那は、なぜ「俺ばっかり!」と思うのか?

俺ばっかりと思う発達障害の旦那 ASDの話
この記事は約13分で読めます。
私は専門家ではありません。
私が調べた事とネスケの場合を書いています。
参考程度にお読みください。
※令和3年12月編集
 
発達障害(ASD+ADHD)と診断されている、旦那のネスケの嫁のネスケ子です。
少し前に「なんでだろう?」と、考えていた事があるので、今回はその事を書いてみたいと思います。
「俺ばっかり!」と、ネスケは良く言っていたのですが、話を聞いてみると全然「俺ばっかり!」ではないのです。

 

調べてみても(俺ばかり 発達障害で検索しても見つからなかったです…。)この「俺ばかり」では、見つからなかったのですが。

 

発達障害の特徴を見てみると、何となく「これなのかな?」という考えに至りました。
「俺ばっかり!」と言うのは
 
・視野が狭い
・自分の事を客観的に見る事ができない
・認知のゆがみからの思考

これは、どういう事なのか?
私なりに書いてみました。

 

 

 

 

 

 

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どんな時に「俺ばっかり!」と思うのか

 

発達障害の旦那客観的に見れない

今でもそうですが、ネスケは夕飯の時などに職場での出来事や思った事などを話してくれます。
まるで、学校での1日の話をお母さんに話す子供の様に(笑)

一時期のネスケは「俺ばっかり!」を、ほぼ毎日言っていました。
その「俺ばっかり!」と思った時の話を聞いていると

「えっと…。どこが俺ばっかり?」なんて思う話もありました。

ネスケが「俺ばっかり!」と言っていて一番多かったのが。

先輩のTさんの事です。

話を聞いた感じTさんは、何でもこなすマルチタイプです。

そして、出来る男!

けれど、何でもこなせる為に仕事量が多い。
ネスケはと言うと、仕事量は周りに比べて少なく得意な物もありません。
受け持っている仕事もありません。(本人談)

そんなTさんがいつもしている仕事を、ネスケがやる事になったんです。

ここまで話を聞いて『Tさんは仕事量が多いから、ネスケに回したんだな』と私は思ったんですが。

ネスケは、違いました。

「Tさんの仕事なのに! 俺の仕事じゃないのに!」

「え?なぜそうなる?」なんて私は思ったけど口には出さず、黙って聞いていました。

『Tさんは、めんどくなって俺に回したんだ、俺の仕事じゃないのに。

で、俺がやったらどうせ直されるんだよ!だったら、最初からTさんがやればいいんだ!
いつも俺ばっかり』

えーーー

よく考えてみてよー

Tさんは仕事が多い➡一人で多く抱えてる➡ネスケは仕事が少ない➡ネスケにまわす
どこが「俺ばっかり!」なんだろう。と、ネスケに聞いてみると。
『他の人には、回さないでネスケに回すから』などと言う。
なので、他の人の様子をネスケに聞くと『みんな、自分の受け持ちの仕事がある。』と言うではないですか!
おいおい、ネスケ君。
君に回ってくることの何が「俺ばっかり!」なんだ?
私がおかしいのか?と、思うほどにネスケの話(俺ばっかり)は止まらない。
 
そもそも、やっていた仕事のできが良くなければ手直しが入る事は当たりまえだし、だからと言って手直しするなら最初からやってなんて、ネスケの仕事がなくなるよ?
てか、やった物が良い物なら手直ししないだろうし、手直しするまでの作業だって大変でしょ?
だから、ネスケに頼んだんだろうし。
 
ここは、いまだに良く分からない。
私が変なのか?
『手直しするなら最初から自分でやれっ』という事は、ネスケは私にも言います。
他にする事があるから、手の空いているネスケに頼む。
 
例えば、洗濯を干すことを頼んだとしましょう。
ネスケが干してくれたけど、ネスケの干し方が乱雑すぎて直します。
(これは、ほぼ毎回)

 

けど、これに対してネスケは「どうせ俺がやっても、なんか言うんだから自分でやりなよっ!」
 
『いや、時間がないから頼んだんだよ?
最初から自分でやれば、そりゃ早いよ。
たとえ、二度手間だとしても最初からやるよりは短縮できるし、他にもやる事があるから頼んだんだよ?』と、毎回思ってしまう。
 
けれど、毎回のようにそう言われてしまう。
 
ネスケが会社であった事を
「俺ばっか!」と言っている時に、私が「ちがうんじゃない?」、「こういうことじゃない?」などと言うと…。

 

ネスケ:

「Tさんの肩を持つのか!」

ネスケ子:

「…なぜそうなる。」
 

ネスケ子:
「ネスケの思い過ごしでしょ?」

ネスケ:
「いや、俺ばっかりなんだ!いつも!」

 

その、いつもの話を聞いてみると。
ネスケが、してしまった事に対して上司がネスケにチクリと言う。

ネガティブに受け取る旦那

落ち込むけれど、近くにいて同じことをした人には言わないと言う。

『あーそれはひどいね。』って、思ったけど何となく違和感を感じる。
なぜなら、前後の話をしてくれないので『なぜ?ネスケが言われたか?』が分からない。というより、本当に同じことをしたのかすら分からない。
 
しかも、『いつも』とネスケは言うけれど、嫌な思いをした事などが強烈に頭に残ってしまうので、1回だけの出来事だとしても『いつも』と思ってしまう所がある。
私も『いつもそう』と言われています。
 
あとは、ネスケが一番下っ端なので「言いやすい」という事もあると思う。
 
「もう10年目なんだから言われなくてもやって」という事で言われているのかもしれない。
 
背景がわからないので、これは何とも言えません。

 

 

 

 

 

「俺ばっかり!」と旦那が思う理由

俺ばっかりと思う発達障害の旦那

 

私は、ネスケの話を聞いていて思う事があった。

それは、ネスケの特性には『自分の事を客観的に見る事が出来ない』という事の他にも、『一部分だけしか見ることができない』という特徴があります。

以前見た本には

『一本の木だけ見て、森を見ない』と、書いてありました。

発達障害の旦那物事の見方

森全体を見る事が出来ずに、その中の一本だけしか見る事が出来ないという事なんです。

私の読んだ本には『定点観測者』という言葉が出てきました。

定点観測者とされる方は、相手の立場に立つことが苦手。
この部分が、人の気持ちや状況が分からないということになるようです。

心の移動が出来ずに1つの点からも物事をみる。

自分が周りの人に不快な思いをさせている事は分からないが、自分が不快にされている事が分かる。

この定点観測者は、特性が複合しているとも書いてありました。

こちらの本です

だから、ネスケが『俺ばっかり!』というのは

自分の仕事ではない仕事を回された➡Tさんの仕事だ➡なんで俺ばっかり
と、ネスケは思ってしまいますが、実際は
Tさんは他の仕事で手一杯➡周りも仕事がいっぱい➡ネスケが空いてる➡ネスケに回す
ネスケは、自分に回された
(そもそも頼まれたと思うんですが、本人はTさんのするべき仕事を回されたと受け取ってしまいます)

 

Tさんが、他の仕事で手一杯という所は見る事が出来ず、Tさんのやるべき仕事と思っている。
そして、それは自分の仕事ではないと思っている。
それなのに、Tさんの仕事を回された。
その上、他の人もやるべき仕事があるという事もすっ飛ばし、他の人ではなくネスケに回ってきた。
 
どうしてネスケが「いつも俺ばっかり」と、思っているのか?という理由が、ネスケの話を聞いていて分かりました。
 
逆を言ってしまうと、ネスケが「いつも俺ばっかり!」と、思うならば…。
いつもネスケばっかり手が空いていると私は思ってしまいますが…。
 
手の空いていない人に、なかなか仕事は回しません。
 
その仕事に長けているならば分かりますが、たぶん(絶対に)ネスケの話を聞いている限りでは長けているからという理由ではないと思います。
自分の事しか見る事ができずに、周りを見ていない(見る事ができない)ところから『俺ばっかり!』という考えが出てきてしまうのだと私は思っています。

 

ですが、これが逆だとまた違うんです。

 

 

 

 

自分の場合は嫌だけど、相手にはしてしまう(対策も)

これはですね。
まあ、多くある事なんですけど。

自分の状況は見る事ができるんです。
(自分がされた事は当然分かる。)

自分の状況を客観視する事は苦手です。
(自分が相手にしている事は分からない。)

つまり、自分がされた事はわかるけれど、自分が相手にしている事は分からないのです。
なので、自分がされて嫌だと思った事を私にしてしまうんです。

それが原因で喧嘩になった時に、ネスケが放つ言葉全部が『特大ブーメラン』として、自分に突き刺さる事になるんです。

『それって、ネスケがしている事だよ』と、返しています。
ですが、そんな事を言うとネスケは大興奮してしまいます。

怒声に次ぐ怒声!

興奮状態が収まった頃に、私の話(説明)を聞いてくれます。
だいたいは、私が説明して分かってくれます。
※落ち着いている時ではないと話はできない。

自分の状況を客観視する事が苦手なので、自分がされて嫌だと思った言動を『自分も相手にしている』という事に気づきません。

気づいていないだけなので、気づいたなら気をつけてくれることもあります。
これはあくまでもネスケの場合です。

ネスケ父は、ネスケと同じ特性を持っているとネスケの通院する病院の心理士さんに言われましたが、ネスケ父は『気づいたとしても自分を正当化する』傾向があります。

なので、気づいたとしても全ての人が気をつけてくれるという事でもないみたいですね。

最近はネスケの父の言動などが、ネスケも思う所があるようなのですが、よくよく考えるとそれは自分がしている事だと気づいたようです。

なので、やめてほしい事などを伝えたい時は、同じような事をしている人を見せるのが良いかもしれません。

言葉で伝えても伝わりにくいので(ネスケの場合)、視覚的に伝える事は良いと思います。

言葉で伝わりにくい人だったら、文字で伝えるのもいいかもしれません。

例えばうちの場合ですが、ネスケの家事分担(他にもやる事など)と、私の家事分担は明らかに私の方が多いです。けれど、ネスケは家事分担の他にお金の管理をしているから、同等だと言うんです。

後は、私の休日にネスケが色々用事を頼むのですが、私の休日はあっという間に終わってしまいます。

その事を、伝えてもネスケは「俺そんなに頼んだっけ?」なんて言います。

そういう時は、書きだすんです。

自分と相手のお互いのしている事を書きだす。
もっと伝えたい場合は、その書きだしたものの横にその事に費やす時間を書くのも良いと思います。
(ASDの人には数字で表すと伝わりやすいという部分があるようです。人や能力によって違いますが)

家事分担

簡単に書き出してみました。
そんなに書くことがなかった…。

私、家事していますよね?
大丈夫ですか?

こうやって書き出して、それに費やす時間も書く、そしてそれを見せる。

屁理屈を言われようが何だろうが、目に見えて分かる、伝えられる方法です。

実は、これ心理士さんからアドバイスされた方法です。
ネスケに伝わる方法だと、私も実感しています。

まあ、休日バージョン作ったら、もっと分かりますけど。
最近のネスケは、勉強を頑張っているので休日何もせずに寝ている(だらだらとゲームをしている)日はなくなりましたけど。

私の休日は、家の事(ネスケの用事)で終わるのに対して、ネスケの休日はネスケだけの休日だというのが、本当に納得いきませんでした。

これは、世の兼業主婦の方に分かっていただけることではないでしょうか?
専業主婦の方だって休みがありませんよね?
だけど旦那は休日は休日。

まあ、伝わりにくい(理解してもらえない)事は、視覚的に伝えるというのは有効的な方法だと思います。

今日はこの辺で…。

 

 

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