大人の発達障害 特徴 あてはまる?あてはまらない?

特性に当てはまるか? 発達障害の話
私は専門家ではありません。
私が調べた事とネスケの場合を書いています。
参考程度にお読みください。

 

 
 

 

大人の発達障害 特徴 あてはまる?あてはまらない?

特性に当てはまるか?

 

診断される前は、『発達障害』の、検索魔になっておりました。

 

 

その頃は、主にアスペルガー症候群の事だけしか知らなかったので、アスペルガー症候群の事を調べていたのですが。

 

 

 

セルフチェックというか、アスペルガー症候群の診断チェックが多くヒットしました。

 

 

 

アスペルガー症候群の特徴に、あてはまるか、あてはまらないか、のチェックだったと思うんですが。

 

 

当時の私は、『全部にあてはまるわけじゃないし…。』

 

ネスケは、違うかな?という感じでした。

 

 

 

今ならば、それぞれ特性があるし

あてはまる所もあれば、あてはまらない所もあると分かりますが

 

当時は

『発達障害ではないかも知れない』

 

という、気持ちが大きくあったので、全部にあてはまらなければ

 

『発達障害ではない』と、思っていました。

 

 

 

 

アスペルガー症候群は、現在は『自閉症スペクトラム』に分類されています。

 

 

英語で、Autism Spectrum Disorder 略してASD。

 

 

 

ちなみに、私の旦那のネスケは、ASDとADHDと診断されています。

 

 

ASDとADHDの特徴について、以前記事を書いたので併せてお読みください。

 

ASDってなに?ADHDってなに? その特徴や併発を簡単に説明
発達障害のASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)、そしてASD/ADHDの合併について簡単にまとめました。わたしの旦那はASDとADHDの合併(混合型)です。それぞれの特性と特徴はさまざまあり、人によって強く出る場合と目立たないということがあります。全ての特性が当てはまるわけでもありません。

 

 

 

 

私の旦那に、あてはまらない特徴は?

目を真っすぐに見る

 

ASDの特徴で、よく目にする物の中に

 

『目を合わせない』という特徴があります。

 

 

ネスケが、診断される前に見たチェック項目で、もっとも引っかかったのが、この項目です。

 

 

なぜなら、ネスケは話をしている時や喧嘩の時などに、私がネスケを見ないで話をしていると

 

「目を見て話せ!」

 

と、注意されてしまいます。

(注意というか怒られる)

 

 

 

ネスケは、しっかりと相手の目を見て話しをしていました。

 

 

なので、私は

 

『ネスケは、目を見て話をする。やっぱり違うのかな?』

 

と、思っていました。

 

 

 

 

 

この『目を合わせない』という、特徴はASD、ADHDの両方にあるようなのですが。

 

目を合わせない理由などを検索したら

 

 

『目を合わせる事に関心がない』というものを見つけました。

(どのサイトかは、覚えていません泣)

 

 

医学的な事も載っておりましたが、簡単に書くと

 

人の顔を見ると働く脳のある部分が、ASDの人は働いていないというデータがあり、その部分は表情の動きを察知して気持ちを推測する時に働く部分との事。

 

 

他にも、まっすぐに相手を見ると疲れてしまうので、刺激を少なくするために横目で相手を見るという方もいるようですが、この場合は誤解されてしまう事もあるようです。

 

 

 

ネスケは、このような事がなかったので、この『目を合わせない』というのは、あてはまりませんでした。

 

 

 

『お金の管理が苦手』

お金の管理

 

 

あともう一つ、ASDの特徴でよく耳にする

『お金の管理が苦手』という所もネスケには、あてはまりませんでした。

 

 

 

ネスケですが、よく言えば『倹約家』です。

 

 

それは、学生の頃からのようです。

 

 

専門学校の学費も自分でバイトして出していたと。

 

 

貯金もしていたし、1人暮らしもしていました。

 

 

部屋は片づけられませんが、生活は出来ていました。

(たぶん)

 

 

 

ASD、ADHDの人は、『お金の管理が苦手』と、よく目にします。

 

ネスケが診断される前に、調べた時も『お金の管理が苦手』という特徴を見て、やはりここでも

『ネスケは発達障害ではないかも』と思っていました。

 

 

 

 

 

 

あてはまらないからと言っても

 

 

 

 

私が思っていたように、全部があてはまらないからと言って

 

『発達障害ではない』という事ではありません。

 

 

ネットで検索したり、テレビで見たことに「あてはまっている」所があるからと言って

 

『発達障害だ』というわけでもないし、あてはまってないからと言って

 

『発達障害ではない』というわけでもありません。

 

 

 

 

こればかりは、検査を受けてみないと分からない事です。

 

 

かと言って、パートナーが『発達障害かもしれない』と思っても、検査を強制することはダメだと思います。

 

なぜなら、本人が困りごとに気づき、進んで検査を受けるように思わない場合

 

 

たとえ「発達障害」と、診断されたとしても

 

診断されただけで、何も変わらないと思います。

 

 

 

二人で話し合い、検討して診断に踏み切るのが一番だと思っています。

 

 

 

ネスケの場合は、本人がそれまで生きてきた中で生き辛さを感じていました。

 

そして、私と生活をする中で違和感を感じて、これから先も私と生活するためにネスケ自身が検査を受けると言ってくれました。

 

 

 

自分から進んで検査を受けてくれましたが、「発達障害」と診断された後

 

「検査が間違っていたのかも」など、受け入れるまでが時間がかかりました。

 

 

 

診断されてから3年ほど経ちますが、自分の特性を考え、対策を自分からしようとしたのは、最近になってからです。

 

 

 

 

 

 

少しだけその時の事を書いてある記事があります。

旦那が発達障害の検査を受けた理由と、検査で分かったこと
パートナーに「発達障害の疑い」を持った時『検査を受けてほしい』と思う方は多いと思います。検査を受けて発達障害と診断されたら何か変わる。実際は、診断されても劇的に変わる事はありません。

 

 

 

検査を受けて終わりというわけではありません。

 

ネスケは、自分から検査を受けると言ってくれましたが、診断された後とても苦しみました。

 

 

自分でも、発達障害かもしれないと思ってはいたけれど、本当にそうだったと知った時ネスケは悩んだし、苦しみ、今でも完全に受け入れたというわけではありませんが、前向きになってきました。

 

 

 

ただ、診断されてから工夫や対策などを二人でするようになり、今は穏やかに過ごしています。

(たぶん)

 

 

無駄な喧嘩も減りました。

(診断前よりは減った)

 

 

ネスケは、発達障害です。

 

ASDとADHDです。

 

その両方の特徴もあります。

(当たり前ですが)

 

 

 

ASDの特徴の無表情ですが、感情がないわけではありません。

 

 

察するのが苦手という特徴があります。

(状況が分かりにくいという特徴も)

 

 

ですが、全く察せないわけでも、状況が全く分からないわけではありません。

(空気が変わったのには気づく)

 

 

ADHDの特徴の、片づけも苦手です。

 

でも、掃除ができないわけではありません。

 

二人で役割分担をして、一緒に掃除もします。

(片づけは私、ネスケは掃き掃除など)

 

 

 

 

話も全く理解できないわけでもありません。

時間が少しかかるだけです。

 

 

 

誰でも苦手な事、得意な事とあります。

 

 

発達障害のネスケにも、苦手な事、得意な事があります。

 

 

思うんですけど、発達障害の人が少数派だから浮いてしまうのかも知れないと。

 

 

何を伝えたいか分からなくなりましたが。

 

 

 

発達障害だからと言って、全ての特徴にあてはまるわけではないという事と

 

特徴があるからと言って、発達障害というわけではないという事。