うちのネスケ(旦那です)は、無表情です。
感情を全く出さないわけではないです。
表情に感情が出ることが少ないというか、薄い感じ?乏しい?
私は表情がくるくる変わるので、私と一緒に居ると余計目立つかもしれません。
発達障害の本などを見ると『無表情』というワードが良く出てきます。
私が調べた事とネスケの場合を書いてみようと思います。
発達障害の無表情ってどんな感じなのか(ネスケの場合)
とりあえず、下手な漫画を描きました。
初めて気づいたネスケの無表情です。
これは、暮らし始めて一か月(一か月も経っていないかもしれません)くらいの時の出来事ですが。
ある日の夕飯のメニューが、ネスケの好きなチャーシューでした。
(この時は、ネスケがチャーシューを好きと言うのは知りませんでした)
夕飯のメニューを聞かれて「チャーシューだよ」と答えたら。
真顔で踊り始めた。
真顔で…。
喜びの歌と共に喜びの舞…。
だけど、真顔(無表情)です。
私は、冗談なのか?
「え?逆に嫌いだった?」
と、私はネスケの喜びの舞を呆然と見つめておりました。
(この漫画では、私も無表情です。画力がありませんでした)
その後、ネスケは発達障害(ASD,ADHD)と診断され、本やネットなどで調べると発達障害の特徴(ASDの特徴)に「無表情」というワードを見つけ
「おお!」となったのでありました。
ちなみに、同じ特性と心理士さんが言っていたネスケ父は、無表情ではありません。
これは、ネスケ父とネスケがASDのタイプが違うためだと思います。
ネスケは、『受動型』が強く、ネスケ父は『積極奇異型』だからだと思っています。
どちらかと言うと、ネスケ母の方が無表情に近いかもしれません。
無表情と言うか、喜怒哀楽が表情に出にくく、1人でいる所を観察するとネスケもネスケ母も怒っている感じすらある。
喜怒哀楽がないのではない。練習するのもいいかも
表情に出にくいだけであって、感情がないわけではありません。
あくまでも、出にくいだけであって表情がないわけでもありません。
最初の頃のネスケは「無表情」という言葉が当てはまりましたが、今では感情に表情が追いついてきた気がするのは私だけでしょうか?
私が読んだ本には、「表情のバリエーションが少ないだけ」とありました。
※こちらの本です
そしてこの本では、笑顔の練習をしてくださいとありました。
続けていると笑っている感じの表情ができるようになると…。
ネスケを観察してみると、外ではやはり無表情だと思います。
あと個人的には、ネスケは口角が下がっている所は気になります。
その笑顔の練習ですが、続けていると徐々に表情が変わってくる。
さらに、楽しい気分でもないのに感情も変わってくると!
この練習ですが、精神を安定させることにも繋がるようです。
気分が落ち込んでいる時にいいかもしれません。
表情も感情も暗くなっては、精神的に良くないです。
ネスケといて思う事は、ネスケは喜怒哀楽の「怒」がとても多い気がします。
沸点が低いからなのか、感情の爆発(メルトダウン)があるからなのか…。
「哀」と「怒」が多い。
それは、落ち込むことが多く、怒る事も多いから。
自分が上手くできない事に対して落ち込み、自分に対して怒る事が多い。
私と喧嘩になる時も、多くは話の伝わり方での喧嘩が多いので、喧嘩中は怒るけれど後になって
「自分が分からなかったから」と落ち込むことが多いです。
ただ、ネスケが発達障害を受け入れ始めてからは「笑顔」が増えたように思います。
苦手な物は仕方ない!と、少し思えるようになったからだと私は感じています。
発達障害のパートナーはどうすればいい?
私は常日頃思うんですけど、発達障害の当事者(主にASD)は「察するのが苦手」じゃないですか。
けど、発達障害(主にASD)のパートナーは
察せなければいけない気がするんです。
何でもです。
無表情についてのパートナーのできることといえば、「表情を出すのが苦手な人もいる」と思う事だと思います。
私が贈った物が気に入らなかったのかな?
なんて、思わない事だと思うんです。
ネスケ曰く「俺が嬉しいと言ったら嬉しいんだから」という事なんです。
そこは、察しなくていいんです。
嬉しくなかったら、たぶんですけど
「あまり嬉しくないかも」くらいな事を言うと思いますよ。
(思った事をすぐ口にする)
なので、表情がついてきてなくても大丈夫!だと思います。
パートナーが、女性の場合は月に調子が良い日の方が少ないと思うんです。
精神不安定な日だってあります。
そんな時には、感情が表情に出ていない発達障害の旦那の事がムカつくときもあると思うんです。(私はあります!)
いつもは、受け入れていて気にならない所も、ただただイラつく原因になる日だってあるんです。
それは、我慢しなくていいと思います。
旦那が、発達障害であろうがなかろうが、ムカつくものはムカつくんですから。
私は、ネスケにそういう日もあるんだ!と常日頃言っております。
ネスケも最初の頃は、機嫌悪くなったり怒ったりしていましたが、「今日はそういう日」と受け入れています。
これは、経験だと思います。
お互い、我慢は必要だけど我慢はしないです。