ASDの旦那の人との関わり

ASDの話
私は専門家ではありません。
私が調べた事とネスケの場合を書いています。
参考程度にお読みください。
※令和3年11月4日編集
 
ASDの特性を持つネスケは、人と接しているだけで疲れてしまう所があります。
それは、ネスケ自身が『発達障害』という事を分かっている事からきている部分もあります。
 
『自分が相手を不快にしてしまう事を言ってしまうかもしれない。』
 
『ちょっと何を言っているか分からない。』
 
などなど、こんな感じの理由からです。
 
他にも理由はあります。
 
『一方的に自分の話をしてしまう。』
『興味のない話には入っていかない。』
『逆に興味のある話は止まらない。』
 
こんな事もあります。
 
 
発達障害についての本には(本によって違うとは思いますが)、『人との関わりが独特』と書かれている物もあります。
 
ネスケの学生の頃はまた違う関わり方をしているとは思いますが、今回は社会人になってからのネスケの人との付き合い方を書いてみたいと思います。
(私が知り合ってからのネスケ)
 
 
 
 
 
 

発達障害の人との関わり方(うちの旦那の場合)

 

発達障害の旦那(以下ネスケ)は人づきあいが苦手です。
会社での雑談などは「くだらない」とも私にはなしています。

『意味の意味の意味のない話をなんでするの?』とも言います。

あとは、『冗談は大嫌いです。』

私は冗談好きなので、よく言っていましたが
ネスケに冗談が通じず、本気で怒ったりするので
控えるようになりました。
(これは、正直つまらない)

発達障害の人は”言葉通り受け取る”という所が
あるそうです。

冗談が通じない発達障害の旦那

冗談が好きな私も、冗談を控えるようになった。

真剣に怒られるので仕方ない。

 

 

あらゆる場所で、人間関係を円滑にするために
”冗談”という、いじったり、いじられたりというユーモアが社交ツールになっていると思います。
(度の過ぎたものはイジメだと私は思いますが💦)


しかし、発達障害の特性を持つ方の多くは、物事を言葉通りに受け止めてしまい視点を変えて別の角度から発想するのが難しいと言われている。


ASDの特性を持つ方にとって
冗談などは辛い事なのかもしれません。

 

旦那のネスケは、ASD(自閉症スペクトラム)とADHDと診断されています。

 

そんなネスケにも、昔からの友達がいます。
ネスケと結婚前、一緒に暮らすアパートにネスケの友達が遊びに来ました。
その時の様子は…

発達障害の旦那の人との関わり方

ごはんを食べて雑談のお時間になりました。
ネスケの友達達は、車の話や仕事の話などを…。

私は、ネスケの友達達と一緒に話をしていたのですが…。

おかしいんです。

隣にいるはずのネスケの!ネスケの声が聞こえない!

ネスケを見ると、スマホゲームをしているのです!

えええええええ?
あんた、あんたの友達が来てるんだよ?

と思ってネスケを見ていると、1人の友達が「お前は本当にゲーム好きだよな」と言うんですよ。
なんだろ、きっとこういう姿が当たり前なんだろうな。

私が、友達といる時にスマホみていたら
怒られるし、「一緒に居るのつまならい?」などと、聞かれると思う。

何かしら言われると思うけどね…。

 

 

 

 

ASDの特性

ASD(自閉症スペクトラム)の特性を、大きく3つに分けると。

ASDの基本的な3つの特性

 

◎社会性の障害
(人とうまく関われない。関わり方が独特。空気を読んで臨機応変な対応をするのが苦手など)

◎コミュニケーションの障害
(一方的に自分の事ばかり話したり、失礼な事も気にせず口にしてしまう。冗談が通じないなど)

◎社会的想像力の障害
(他人の感情や、経験した事がない事を想像できない。こだわりが強い、興味がない事には関心を示さないなど)

 

人と関わるつもりがない人もいるし、関わりたいけど上手く関われないという人などなど、特性から上手くいかない方も多くいるようです。

相手の都合おかまいなしに話し続けてしまったりと、『程よく』コミュニケーションをとる事が出来ないという方もいるようです。

特性から『臨機応変』に対応するという事も苦手などなど…。

 

 

 

 

 

ASDにはタイプがあるらしい

このネスケの行動などを見ると
ASD(自閉症スペクトラム)の受動型が強いのかな?とも思います。

このタイプによっても、人との関わり方が違います。

積極的に関わっていくタイプもあるし、流されやすいというタイプ、関わらないというタイプも…。

 

 

受動型とは
・困っているけど気づいてもらえない
・表情が乏しい
・自分から人と関わるのが苦手
・嫌とは言えず、言われるまま
・外へ出かけるのは好きではない
・自分の気持ちを表現するのが苦手
・人との距離感が遠い

 

出会った頃のネスケは『受動型』強めだったと思いますが、今現在では『積極奇異型』と『尊大型』の部分も少しずつ入っている気がします。

ASDのタイプは、いくつかに分かれてはいますが、必ずしも1つのタイプの特徴だけ持っているというわけではなく、2つ以上のタイプが混合しているという事の方が多いようです。

当事者の方も、サポートする側の方も、『このタイプだっ!』と思い込むことは強い偏りの原因にもなってしまうので、『この特徴もあるな』という感じで対応の参考程度に知る事が良いと思います。

そして、ずっとそのタイプというわけではなく、違うタイプに変わるという事もあります。

 

参考図書

 

 

 

ASDの他にも型があります。

ASD(自閉症スペクトラム)のタイプ
・受動型
・積極奇異群
・孤立型
・形式ばった大仰な群

※『受動型』、『積極奇異型』、『尊大型』について書いた記事もあるので後程リンクを貼ります。

 

ネスケは、興味のある話になると止まらない。本当に止まらない。
けれど、自分の興味の話は本当に聞いていない。
聞いていないというか、聞こえていないというか。

※この部分は、ASDだけではなく衝動的に話してしまうというADHDの特性もあると思います。
(ネスケの場合です。)

 

こういった、部分を見ると

『積極奇異群』とも思います。

〇積極奇異群
積極的に人と関わろうとするけれど、自分の関心があることを一方的に話したり、自分が話したい時だけ人と関わろうとする。

 

なので、ネスケは『受動型』であり『積極奇異群』、『尊大型』でもあります。

 

 

月に一回、小学校、中学校の友達達との飲み会があります。

ただネスケが、発達障害と診断されてからは参加しなくなりました。

それまでは、本人曰く「無理をして参加」していたそうです。
なぜ、無理をしてなのかというと

ネスケは、普通にしていても周りの人に「普通そういう事って言わないよね?」と言われたり、自分が発した言葉で誰かを不快にさせてしまうという思いから、大勢の中に居るのが辛かったそうです。
けれど、付き合いだし参加しないと、何かで集まった時に浮いてしまうという想いから「無理をして参加」していたとネスケは話しています。

 

 

 

 

 

発達障害という事を知り無理をしなくなる

発達障害と診断されてからは、自分が言われた事や、感じていた事の原因がわかり無理をしなくなりました。

 

飲み会のLINEのグループLINEには、参加しています。

ですが、毎月「欠席」の返事をしている。
行けそうな時は参加すると私には言っていますが、2年ほど不参加です。

発達障害であるネスケからすると、自分から人と関わる事が難しいのかもしれません。

本当に昔からの付き合いのある友達四人とは、あまり気にせず付き合いをしています。

家に遊びに来たりして、ネスケが一人でスマホをみていても、いつものネスケという感じで話をしています。

※令和3年11月現在では、誰とも連絡を取っていません。
電話が来ても出ていません。

友達との付き合いは良いとして、問題は、職場の人間関係ですよね。

ネスケは、仕事から帰ってくると仕事であった事や、言われた事、感じた事などを話してくれます(主に愚痴)

以前にも書いたのですが

ネスケは、ネスケの特性に全く合わない接客業をしています。
お察し能力は、皆無ですが日々頑張っております。

※令和2年8月に部署異動をしました。

上司が女性なので、お察ししろという感じらしく、苦労しているようです。
(きっと、この方は私でも大変だと思いますが(笑))

 

仕事中や、休憩中の雑談も苦痛とよく言っています。
同僚や先輩の冗談にも、いつもむきになってしまっていたけれど。

 

最近は、笑って誤魔化せるようになったらしいです。

やはり、人間関係というかコミュニケーションをとるというのが、発達障害ASD,ADHDのネスケには難しいようです。

何かで見ましたが
ASDは、空気を読めない。
ADHDは、空気を読みすぎる。両方の特性があるネスケは、読みすぎる時と
読めなさすぎる時があります。

 

空気を読みすぎる時には、考えすぎて何もできない。
(対相手に)

空気を読めなさすぎる時には、何も考えないで
びっくりする発言をする。
(対相手に)

 

曖昧な表現も苦手なので、曖昧な問いかけは分からない事が多いです。

仕事でも『あれどうなった?』などという問いは分からないと言います。

 

 

 

『話し言葉』をとらえるのが苦手

質問の意図が分からない発達障害旦那

会話という部分で言うと、『話し言葉』を捉える事が難しいという部分もあります。

自閉症スペクトラムでは、話し言葉の意味を正確に捉える事が困難という脳の機能障害があります。

言葉を音声として脳に入り、言語を司る部位で処理して、一時的に記憶して行動を起こすという部分の機能が上手くいかないようです。

なので会話が上手くいかないという事になるようです。
(言葉のキャッチボールができないとか)

ネスケの場合だと、上手く会話ができないという経験から、自分から人に話しかけるという事に対して拒否感があるようです。

大げさに言うと『話しかけるのが怖い』という時もあります。

 

 

ただ、口頭での入力・処理という事が苦手ですが、文字(文章)での入力・処理という事には問題がないと言われています。

なので、伝えたい事などをLINEや手紙で伝えるという事がいいかもしれません。

私もネスケには、覚えておいて欲しい予定などはメモを書いて渡しています。

 

 

 

 

発達障害の旦那の苦手な事

 

そして、状況に応じてという事が苦手です。

 

1回「これは言わないで。」と、ある言葉をいないで欲しいとネスケに言ったとするじゃないですか?そうすると、その言葉を言わなければならない時にも、その言葉を言いません。

ネスケに「なんで言わないの?」と聞くと、「お前が前に言わないでって言ったんだろ?」と言われます。

状況によっては適切でない言葉という意味でしたが、私が説明しても『状況が分からないのに、使い分けができないから、それなら言わない方が良い。』とネスケは言います。

 

状況・背景を見るという事が苦手な特性からのようです。

これは、ネスケが今困っている事ですが、何とか頑張ると言っています。

 

本やネットなどで、職場関係の事などを調べてみると

やはり、仕事の人づきあいで悩んでいる、という内容の物が多くある気がします。

 

仕事が上手くいかないという中には「ほう・れん・そうが苦手というものもありました。

 

ネスケも、この「ほう・れん・そう」が苦手なようです。

これは、私が接していて思う事ですが。
ネスケは、自分の中で大体の事を言った気になっているというか言葉が、かなり足りない事が多いです。

「え?なにが?何の話?」となることが多いです。

主語がない発達障害の旦那 言ったつもり

言った気になっている事が多いのです。

 

「あれ?言ってなかったっけ?」これは、かなり多い
言ったと言い張る時もあります。

 

そして、興味のないことには集中できなかったり、同時に複数の事をするのが苦手というのも仕事に、かなり影響しているので、その事などを注意された時に、とても気まずい。

ネスケが、クローズで働いているのですから仕方のないことなのですが。
※クローズとは職場に「発達障害」の事を打ち明けずに働いている事。

 

発達障害の特性を持っている方は、人と関わりのある仕事に対応できない事が多くあるようです。
ネスケは、人と関わらなければならない仕事なので、悩む事も多いみたいです。
臨機応変に動くことが苦手なのでこれには、苦戦しているようです。

 

 

 

 

やはり周りのサポートが大切

 

臨機応変に、対応を変えなければいけなかったり、察して動かなければいけない時に周りの人の助けなどがあれば、上手くいくことが多いと本やネットにはあります。
発達障害と周りの方たちが知っていて、理解ある職場というのが本当に理想なんだと思います。

 

ネスケの会社のトップが変わり、新しい環境(状況)へと。

そのせいか、ネスケはその体制が変わっていく流れに、とまどい不信感などが沸いてきたようで、今は転職しか考えていません。

今年いっぱいで退職を考えているようです。
※令和3年11月現在、まだ退職していません。

そうなったのは、新しい人間関係などについていけないという事も大きいと思います。

 

新しい事や、新しい環境という事が苦手という傾向が強い方が多いようですが、それは『同じことをやり続ける事に対して安心する』という「固執性」とも言える特性があるからなようです。

いつもと同じではないという状態は、『強い不安』を感じる。

この不安からパニックを起こすこともあります。

想像する事が苦手と言う特性から、何が起こるか分からないという事が不安につながる。

 

 

 

まとめ

ASDの特性、ADHDの特性から、ネスケの場合は自分から人との関わりを避けている様な気がします。

それは、発達障害と診断される前から感じていたようですが、診断された事により自分の言動に自信が持てず『人を不快にしてしまう』という気持ちが強くなったから。

今では、友達との連絡も断っている状態です。

職場での雑談は元から苦手だったようですが、今ではさらに苦手意識が強くなっています。

人と衝突した事なども以前はあったようですが、その時はまだ診断前だった事もあり『相手が悪い』と思っていた。

しかし、『もしかしたら自分が原因だったのかもしれない。』と、発達障害である自分に原因があったという気持ちが今では強いのです。

特性から大喧嘩になる事も少なくありません、ですが『発達障害のネスケ』ではなく『ネスケ』に対しての伝え方を考えるようにしています。

コミュニケーションの障害という部分は、ネスケが人との関わり方に困難を感じる事に繋がりますが、それでもネスケなりに伝え方や捉え方を工夫していると思います。