自分の興味のある話が止まらない
ASDの特性から来るものらしいですが。
ネスケは、自分の興味(関心)が、ある事の話が止まりません。
それに加えて
『状況を読むという事ができない』という特性があるので、相手が話に飽きているという空気を醸し出していても、その事に気づかずに話し続けます。
私の場合は、話に飽きてくると、違う事をし始めたり、その場を離れようとするのですが、後を追いかけてきてまで話をしてきます。
なので、時間がある時は話を聞きますが、忙しい時などは『止めます』。
話を止めます。
頑張って止めます。
もしくは、聞いているふりをして違う事をしています。
『聞いてるのっ?聞いて!ちゃんと聞いて!』
と言われても、「ちゃんと聞いてるよ!」と言います。
(本当は、あまり聞いていないです。)
でも、ネスケの話が終わって、私の話を聞いてもらおうとしても、その話の内容に興味がないと
『聞いてくれません』
これは、腹立たしいですね!
こういう所は、発達障害という事を知らない人だったら
『何この人!自分勝手!』と、思われるんだろうなと私は思っています。
(たぶん、思われる)
思った事を口に出してしまう
思った事を考えずに、そのまま口に出してしまう。
相手が私ならまだいいです。
(ムカつきますが。時に傷つきます)
相手によっては困るかもしれませんね。
いや、困る。
私は、未だに「金髪豚野郎」と言われた事を根に持っていますが。
今、ネスケに
「思った事を口に出しちゃって困ったことある?」と、聞いてみました。
返ってきたのは
「数え切れないほどあるよ」です。
1つエピソードを教えてほしいとお願いしたのですが…。
「わからん」だそうです。
今は、ネスケが他の事をしているので、無理だとは思っていました。
会話中にいきなり話を変える
聞いてほしい事や、答えて欲しい話などを私がしている時に、急に違う話を始めます。
こちらは「え…?」と、なります。
前は、「あれ?」なんて思いながらも、違う話を始めたネスケの話を聞いていました。
が、今では
「おいっ!私が話をしているのっ!」と、注意をします。
ですが、ネスケは話したくて止まりません。
その話が頭にあるので、私が話の続きをしてもネスケの中には入っていかない。
仕方なしに、ネスケの話を優先させて聞きます。
かなりの『会話泥棒』です。
これ、オチのある話をしている時だと、辛いしかないです。
会話に主語がない
これは、最近特にひどくなっています。
その上、主語がなくてネスケが何を聞いているか分からないので聞き返すと
同じ言葉が返ってくるんです。
これ、最近は毎日、何回も起こっている事です。
最後の方なんて
『だからっ!なにがっ!』と、ついつい強い口調で聞いてしまいます。
これは、なんでしょうか?
最初、ネスケだけがそうなのかと思ったんですが、いろいろな当事者の方の声を読んでいると、何人か「主語がないと言われる」という方がいたので、発達障害の特性なのかな?と、最近思っています。
話がとてもまわりくどい
とにかく、まわりくどいです。
1から10まで話します。
起こった出来事だけではなく、その場にいた人、なぜそこに居たか?、その出来事が起こった人の背景、などなど。
起こった出来事に関わる人や、背景まで話すので、聞いているこちらはぐちゃぐちゃになり、「ん?結局何の話だ?」と、なってしまう事もあります。
これは、会話だけでなく、文章にも表れます。
事故の関係で、事故の詳細を報告書として提出する事になったのですが。
全部、書いていました。
何時に、なぜそこを通ったか、どう思ったか、などなど
『ん?これ報告書だよね? 日記じゃない?』と、読んだ私は思いました。
添削を頼まれたので、必要のない部分を消したんですが
ネスケは「なんでそれを消すのっ!」と、その部分は残したいという。
うーーーん、添削の意味がない…。
そのまま出せば?と言うと、「直して!」と言う。
でも、私が直すと、消す部分が多い。
でも、ネスケは消したくない。
とりあえず、めんどくさかったです。
なぜ、必要がないかなどを説明して、すっきりとした物になりましたが、ネスケはその後もブツブツ言っていました。
この特徴は、ASDの特徴となります。
以前、ネスケになぜまわりくどくなるか聞いた事があります。
けれど、だいたいの人が1から10まで言わなくても分かると思っていても、どうやって要点だけを伝えるか分からない。
自分なら、こう説明されないと分からないというのがあるから、どうしてもまわりくどくなるみたい。
会話の特徴はこんな感じです
