受動型ってどんな感じなの? ~前編~

受動型が強めな旦那2ASDの話
私は専門家ではありません。
ネスケの場合と、私が調べた事を私なりの考えとしてまとめて書いています。
参考程度にお読みください。
 
 
発達障害(ASD+ADHD)と、診断されている旦那ネスケの嫁ネスケ子です。
 
 
ASDのタイプを今までに、『積極奇異型』、『尊大型』と書いてきましたが、今回は『受動型』を書いてみたいと思います。
 
ASDのタイプは大きく分けて
受動型について

いくつかに分かれてはいますが、必ずしも1つのタイプの特徴だけ持っているというわけではなく、2つ以上のタイプが混合しているという事の方が多いようです。

そして当事者の方も、サポートする側の方も

『このタイプだっ!』と、思い込むことは強い偏りの原因にもなってしまうので

『この特徴もあるな』という感じに、対応の参考程度に知る事が良いと思います。

そして、ずっとそのタイプというわけではなく、違うタイプに変わるという事もあります。

 
結婚前のネスケは、受動型が強めだったと思います。
(今は、いろいろ混合している)
 
なので、結婚前のネスケの場合として受動型を書いていきます。
 
その頃のネスケは、フリーズする事が多かったです。
私から見るとその様子は
 
・無視している
・無関心
・他人事ですか?
と、感じていました。
 
 
そう感じていた後に、発達障害の診断と診断され、ネスケからも『どうしてそのようになるか?』ネスケの状態を聞く事が出来たので、その事を交えて受動型について書きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

受動型の特徴とは?

発達障害の特性として良く目にする物は、受動型の特性が多い気がします。
(たぶんですが💦)

受動型の特徴として言われている主なものは

●受け身

●自分の気持ちを言えない
(黙っている・無口)

●無表情
(表情が乏しい)

●自分からは関わらない

●主体性がない
(流されやすい)

●外へでかけるのは好きではない

●人との距離感が遠い

●人の輪に入れない

●言われた事を真に受ける
(冗談が通じないなど)


etc.

こんな感じですが。

他にも諸々あります。

(目を合わせないとかもそうです。)

そして、ASDの基本的な特性というのが

ASDの基本的な3つの特性

◎社会性の障害
(人とうまく関われない。関わり方が独特。空気を読んで臨機応変な対応をするのが苦手など)

◎コミュニケーションの障害
(一方的に自分の事ばかり話したり、失礼な事も気にせず口にしてしまう。冗談が通じないなど)

◎社会的想像力の障害
(他人の感情や、経験した事がない事を想像できない。こだわりが強い、興味がない事には関心を示さないなど)

基本的な特性が、どのように『受動型』の特徴となるのかを、ネスケの場合と、私が調べた事などを書いてみます。
 
 

ネスケの場合としては

受動型の旦那

これらの受動型としての特徴がネスケにみられます。

もちろん他にもありますが、『受動型』としての特徴はこんな感じです。

●言われた事を真に受ける

というのは、もう普通にありますが。

それぞれを、ネスケの場合として詳しく書いてみます。

 

 

それぞれの特徴はどのようなものか?(ネスケの場合)

『受動型』タイプの方は、自分から人と関わることが苦手と言われています。

が、ネスケの場合としてこの部分のネスケの様子を考えてみると…。

関わり方が分からないと感じます。

自分の気持ちを言葉にする事が苦手なので、何と声をかけていいか分からない。という感じなのかな?と。

そして、表情が乏しいという部分から『何を考えているか分からない』と思われる事が多い。
実際、私はネスケといるようになった頃にそう思っていました。

『喜んでいるみたいだけど、無表情だから本心なのか分からない』

そう思っていました。

ネスケの場合で言うと、自分の発言から相手に誤解をされた経験が多いみたいで、自分から関わる事ができないという感じです。

『また、相手に誤解されるかもしれない』と、人と関わるのがどんどん苦手になっていく。

あとは、『また、相手を不快にさせてしまうかもしれない』と、やはり声を掛けられなくなる。

友達などといる時にも、人の輪の中にぽつんといる感じです。
(興味がない話の場合もありますが💦)

そして、表情に感情が出る事があまりないので、困っている時なども気づかれにくいです。
(私は、今では気づく事ができるけれど、前はあまり気づかなかった)

 

 

 

受け身・自分の気持ちを言えない(ネスケの場合)

受け身と、自分の気持ちを言えないという所が、ネスケの場合は被る気がします。

以前のネスケは、喧嘩になった時など良くフリーズする時がありました。

私から返答を迫られている時なども同じです。

当時の私はといえば、何も言わないネスケに対してイライラを募らせて爆発している感じでした。

受動型が強めな旦那1

このように、いつまでも黙っているネスケに対して、私の怒りなどはどんどん大きくなっていくわけです。

当時私が良く言っていた言葉

『無視されるのが1番嫌だっ!』

とにかく、何も答えない。

何を聞いても、気持ちを聞いても、言葉の理由を聞いても、とにかく何も答えないネスケに、ただただイライラが大きくなるだけの私。

 

ですが…。この時のネスケは、『無関心』なわけでも、『無視している』わけでも、『他人事』と思っているわけでも、『我関せず』なわけでもなく…。

受動型が強めな旦那2

ただただ、フリーズしていただけだったらしい…。
 
 
そして、私からすればネスケに対して
『無視している』とか『我関せずかよっ』としか感じていなかったのですが
 
この時のネスケの頭の中は、フル活動していたらしい。
 
 
受動型が強めな旦那3
 
 
私から見たネスケと、実際のネスケは全く違っていた…。
 
 
ネスケの頭の中は大忙しだったわけです。
 
頭の中では『何か言わなければ』と、パニック状態。
なのに、目の前にいる私は『何か言ってよっ!』と、さらにパニックさせる事ばかりを言っている。
 
このパニック状態のネスケが、どんな言動をとるか?
 
 
受動型が強めな旦那 4
 
こんな感じかな?
 
多いのは『とりあえず寝る』ですね。
これは、『寝る』というのが、頭の中を処理するリセットのようなものらしいです。
 
 
「分からない」と言うのも、「何が分からないか、分からない感じ」なので「分からない」と言う。
 
「分からない」と言われた私は、さらに怒っていたんですが💦
 
メルトダウンのように、キレ散らかす時も多かったです。
急に爆発です。
 
結婚前は、『ひたすら黙る』が多かったかな。
 
 
黙るというのも、『何を言ったらいいか分からない』という理由から、『黙る』しかないという状態と、今までの喧嘩の時に感じてきた、『嫌な思いをした』という記憶が強く残っていて、違う場面なのにフラッシュバックしてしまい、その時の記憶が蘇りネスケの中では同じ場面となってしまっていて、『また何かを言ったら怒られる』と、思ってしまう時も多かったようです。
 
受け身という部分では
 
ネスケに
『どうする?』
 
と聞くと、だいたいの確率で
 
 
『ネスケ子はどうしたい?』と、聞かれます。
 
 
それと、ネスケは小さい頃からネスケ母に
 
『人に迷惑をかけないように』と言われて育ってきたそうです。
 
人に不快な思いなどをさせていると気づいた時に、『不快な思いをさせるなら人と関わらない』という結論に至った感じなのです。
 
 
自分が意見をしても、『きっと否定される』、『自分の意見は受け入れられない』という、嫌な思いをした記憶が残っていたり、それが経験として今のネスケの結論が生まれたような気もします。
 
 
考え方が極端とも感じますが、それもASDの特性にある『0か100か』の極端さが出ていると思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

無表情(表情が乏しい)

 
 
ネスケもそうですが、ASDの方の中には『無表情(表情が乏しい)』という方が多いようです。
 
乏しいというだけで、感情がないわけではありません。
感情表現が豊かではない。
 
無表情に見えるけれど、本当はめちゃめちゃ喜んでいたり。
 
その感情をあまり顔に出せないというだけです。
 
 
ネスケと一緒にいるようになった頃、無表情のままチャーシューの舞を踊っているネスケを見て、「喜んでいる様な感じだけれど、本当は嫌いだったのか?」と、思うほどに真顔でチャーシューの舞を踊るネスケでした。
 
 
発達障害の旦那は無表情
 
 
 
 
 
 
後は、無表情というのが『怒っている』ような顔になっている時があります。
 
『怒っているの?』と聞くと
 
『え?ボーっとしているだけだよ?』
 
 
と言われます。
 
 
無表情が怒って見える発達障害の旦那
 
 
 
ただボーっとしているだけなのに、怒ったような表情というより、やっぱり無表情っていう感じなのかな?
 
 
ネスケともう何年か一緒に過ごしている私でさえ、今でも時々「怒ってるの?」「機嫌悪いの?」と聞く時があります。
 
 
 
 
なので、ネスケにたまに会う私の友達は当然のように誤解をします。
 
 
無表情で怒っていると思われる受動型の旦那1
 
 
時々、私の友達が我が家に来る事があるんです。
我が家に来るのは、友達と2人で食事をした後なので、ちょっと遅い時間になってしまいます。
 
来る度に毎回
 
無表情で怒っていると思われる受動型の旦那2
 
 
無表情という事もあるけど、他にもネスケがあまり(あいさつ程度)話をしないので、余計に「怒っている」と思われるみたいです。
 
 
ですが、毎回私は
「怒ってないよ? 人見知りだから(笑)」
 
 
と、言っています。
 
 
ネスケは、私の友達と話をして『不快な思いをさせない為』に、敢えて挨拶しかしないみたいです。
 
それと、『何を話せばいいか?』という事を考える労力を使わない為という理由もあります。
 
 
こんな感じに、無表情という部分だけでも誤解をされる事が多いと、ネスケと過ごしている間に感じています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

受動型ってどんな感じなの? ~前編~(まとめ)

 

受動型タイプの方は、自分の意見や思いなどを押し殺して我慢してしまうという事があるようです。
(多いと思われる)

 

その為に、ストレスが溜まりやすい。

 

ASDのタイプの中では、トラブルが少ないと言われていますが。

受動型タイプの方は、ストレスに気づきにくく、二次障害を起こしやすいようです。
(鬱など…。)

 

積極奇異型タイプの方がトラブルなどを多く起こし、そこから受動型へと変わるという場合もあるようです。

そして、受動型タイプは『物静かで大人しい』という方が多い。

実際、ネスケも大人しいです。

ですが、流されやすい一面もあるために、周りが騒いでいる(はしゃいでいる)時などは、『おっ!今は騒ぐとき(はしゃぐとき)』という感じになる時もあったりします。

(今のネスケは、こういう所はありません)

 

真っすぐな所もあるため(純粋?)、人の言う事を信じやすく騙されやすいという事も言われています。

 

ネスケは結構騙されやすいと、私は思っています。

私の冗談も真っすぐに受け取ってしまうので、冗談が好きな私もネスケに対しては気をつけなければなりません。

(怒らせてしまう事も多い)

 

我慢してしまう事が多く、自分のストレスに気づきにくい為に、二次障害になりやすいという事の対策としては

 

『書き出す』という事がいいかもしれません。

何があったか、自分がその時どう思ったかなど、日記のような物を書くのもいいかもしれません。

 

書き出すことによって、客観的に見る事ができる。

自分では気づかなかった思いや、ストレスにも気づくことが出来るかも。

 

 

今回は、前編として少し書きましたが、後編でも『ネスケの場合』として、受動型の特徴などを書きたいと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

 

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