発達障害(ASD+ADHD)と、診断されている旦那ネスケの嫁のネスケ子です。
ネスケは、ASDの特性と、ADHDの特性がありますが。
今とても悩んでいるのが
『タスク管理』です。
副業を始めて、自分がタスク管理が苦手という事を、改めて自覚したようです。
長時間作業をして、終わった時に
しなければいけない事、やりたい事、これらがほとんどできていない事が多いようです。
全部やりたい!
けれど、寝る時間も欲しい…。
理想は高い!
けれど、出来ない…。
ネスケの、タスク管理がどう苦手なのか?
どうしたらいいか?
ネスケの場合として書いてみます。
タスク管理が苦手
私が、ネスケの作業をしている様子を見ていて思う事は。
・段取りが悪い
・先送りにする
・他に意識が行ってしまう
・妙なこだわり
(完璧主義)
これらが、タスク管理が上手くいかない理由なのでは?と、私は思っています。
最近では、作業の途中でモンストをしたりして、予定の時間が押してくる。
当然と言えば、当然の結果ですが。
なぜ、作業中にモンストを始めちゃうの?と、思う。
タスク管理の苦手な理由として挙げたものは、主にADHDの特性によるものだと思う。
先程、私がネスケの様子を見ていて思った事を、少し詳しく書くと
優先順位を決めるのが苦手な所が原因かと思います。
その手順を決めるのが苦手ですね。
なので、目についた事、思った事からやり始めるので、優先的にやらなければいけない事が後回しになる事がある。
そして、時間だけが過ぎていく…。
苦手だと思う事や、時間がかかるから、
こんな感じの事を、「後でやろう」と、先送りにしてしまう。
やりたい事を先にしてしまったり。
苦手な事などを、後に回すので、さらに時間がかかってしまう。
他の事ができなくなる。
・他に意識がいってしまう
目についた事や、頭に浮かんだことを始めてしまうので
その時にやっている事を、中途半端な状態で終わってしまう。
そして、思い出して、また戻る。
そんな感じに、全てが中途半端に終わってしまう事がある。
・妙なこだわり
もっと楽なやり方をすればいいのに。と、思ったりします。
これを言ったとしても、「このやり方がいいの!」と、言われてしまいます。
自分のやり方以外の事をすると、気持ちが悪く、やりたくなくなるそうです。
この他にも、タスク管理が苦手な原因があると思いますが
傍で見ている私が感じるのは、この辺りかと。
そして、やる気があればあるほど、タスク管理ができないと、自己評価が下がってしまうのでは?と、思ってしまう。
ただ、一生懸命やったからとか、やる気でカバーできるならば、普通にタスク管理はできていると思う。
これが、やる気などではカバーできないという部分が「障害」の特性なのかな?とも思う。
ならば、対策・工夫しかない。
タスク管理の対策
私達というか、私が提案した対策は?
タスク管理と言えば、ToDoリスト!と、私は思ったわけです。
最初は、簡単なTODOリストを作成した(嫁作)
が、ASDの新しい事への拒否感みたいなものが出てきて、自分のやり方ではないやり方を続けることも、受け入れてくれることもなく…。
昨日なんて
「自分のやり方でやりたいようにやるのが、一番合ってるみたい」
なんて言っていたけれど、そのやり方では
寝る時間も遅くなり、やりたい事もやれていない状態になっていることに
そしてそのイライラが、私に飛んできていることに気付いていただけるでしょうか?
参考までに、嫁作の簡単なTODOリストを載せます。
(1)まず、これは一週間分の予定を大まかに決める為のものです。
(2)そして、一日の予定です。
(3)これは、振り返るための物です。
これは、プリントした物に書き出して使用していました。
なぜ、紙にしたかというと
・すぐ確認できる
・一日の終わりに振り替える事ができる
・後日分析するため(何が原因でタスク管理ができなかったか?など)
ということで、これはネスケのルーティンに組み込まれるまで何とか頑張ってほしい所だ。
ですが…。
私が作成したToDoリストは、エクセルで簡単に表をつくりプリントして、ネスケが書き込んでいくものだった。
が、そもそも私がプリントしないと、ネスケはプリントしない。
前もって私がプリントした用紙がなくなると、やらなくなってしまう。
そこで、次に考えたのが、コルク板を利用する方法。
付箋に、やりたいことを書き出しコルク版に貼っていく。
これは、まあまあ使っている。
が、「やることに追われていて、やりにくい」
と、言い始める。
で、さらに私が考えた方法は
・まず、やりたいことを書き出す。(ここは同じ)
・次に、書き出したものに優先順位をつけていく。
・時間などは決めずに、優先順位順に作業をしていく。
優先順位を決める事によって、必ずやらなければいけない事(やりたい事)から、やり始める事ができる。
寝なければいけない時間や、終わらなければいけない時間に止めても、後に回せることが残っているだけなので、ストレスフリー(ここ大事)
この方法をしていない時は、夜遅くまで作業をしていて寝なければいけない時間になり、作業を止めなければいけないのに、やらなければいけない事が終わっていない。
結局、さらに遅くまで起きて作業をしなければいけないという事が、ほぼ毎日でした。
ですが、やりたい事を書き出して、優先順位をつける事によって、タスク管理ができるようになりました。
完璧にできるというわけではありませんが、以前と比べると格段に変わった。
(たぶん…。)
コルクボードをパソコンの横に置いているので、確認もしやすくなる。
アラームの活用
スマホのアラームも良く使っています。
だいたいの作業の時間を区切り(自分で決める)、その時間にアラームを鳴るように設定。
例えば、この作業は1時間する。
1時間経った時にアラームが鳴る。
鳴った時点で、もう少しやるか、次の作業に移るか決める。
ただ、特性から「途中でやめる」という事が、こう落ち着かないというか、気になってしまうみたいなので、そこは自分の気持ちに区切りをつけるしかない。
『ここまでやったのだから、これはもう終わろう。』
こうなれば、いいな~。と、私は思う。
ただ、このアラームは最近よく鳴っているので、ネスケに合っているのかもしれません。
これは『過集中対策』にもなります。
タスク管理まとめ
ADHDの特性の1つ『不注意』は、失くし物が多かったりします。
他に意識が行ってしまい、全てが中途半端になってしまうなどなど。
メモしたメモ帳をなくしてしまい
『何をやるんだっけ…。』なんて事も多々ある。
タスク管理が苦手な事により
『時間をかけたのに何も進んでいない…。』と、自己評価が下がってしまったり…。
タスク管理ができる事により、作業も進み、作業が進まないことでの自己評価が下がるという事も減っていく。
ああ、いい事ばかり。
ただ、一生懸命にタスク管理の対策・工夫をして、自分に合っていない方法だと
「こんなに気をつけているのに、やっぱり俺は(私は)だめだ…。」と、なってしまう事もありますよね?
これは、自分に合ったタスク管理の方法を見つけるしかない。
そう、見つけるしかないです!
発達障害と診断されている方(思われる方)も、人それぞれです。
その人、その人に合った方法があります。
ネットや、本で見た方法が自分に合っているとは限らない。
だから、その方法が出来なくても、合っていないだけ!
ネスケも、今自分に合った方法を探している所です。
日々、模索中!
あとは、『完璧主義』な所があるので(全か無かの思考)、そこは自分で変えていくしかないかと思います。