ある年のネスケへのプレゼント
嫁が拗らせた理由
この頃の私は、意地になっていましたね。
ネスケと付き合って2年が経つ頃、それまで何回かプレゼントを贈りました。
そのプレゼント全てに何か言われるんですよ。
初めてのプレゼントは、お財布でした。
出会ってから一か月、クリスマスだったんですよね。
そして、ネスケの財布はボロボロのボロでした。
白がもはや茶色?というくらいに汚れていたし…。
財布一択でしたね。
しかし、その財布も…。
『小銭が入らないよね。』
『使いずらいね。』
などなど…。
これは、毎回最後に『いや、別にいいんだけど。』と言うんですが、言われた方は良くないです。
そんな事が、2年続き。
贈らなければいい話なのに、私は意地になったんです。
そして、ネスケが行きたがっていた『韓国旅行』をプレゼントしました。
この頃の私は、お金あったな~。
というか、拗らせ方がひどいですね(笑)
旦那の行きたがっていた韓国なのに
想像と違うって何…。
予習はしっかりしたはず…。
ネットで毎日のように検索していたネスケ。
しかし、実際に韓国に行ってみると。
「日本みたい。」との事です。
人混みが苦手なネスケ。
感覚過敏も少しあるネスケ。
想像と違うと言い、ホテルに籠ってしまい。
「せっかくだから、ぶらぶらしようよ。」という私に対して。
「想像と違う、疲れた。
1人で行ってきなよ。俺は寝てる。」
えええええええ…。
という事で、ここでも意地になった私は、1人でスイーツを食べ、1人ショッピングをしました。
心の中では「ネスケが行きたいって言っていたのに…。」なんて思っていましたね。
この後、予約したお店などには行きましたけど。
ネスケは楽しめたのでしょうか?
この後から、私の拗らせも終わり。
プレゼントしてないかな(笑)
嫁が思う事
プレゼントを贈ってもらった時に、『思った事を言ってしまう』という事と、『相手の気持ちを察する』、『想像する事が苦手』という特性から、こんな感じになるのでしょうか?
『思った事』というのは、ネスケからすると『感想』ですが。
大体の人は、心の中に留めて、口には出さない部分だと思います。
正直な感想だとしても、贈った側からすると複雑だと思います。
プレゼントというのは、相手に喜んでもらいたいと贈るのが一般的だと思います。
中には、喜べないプレゼントがあるのも確かですが…。
私は、ネスケからのプレゼントは全部嬉しいです。
ネスケが私の為に、私の事を考えて選んでくれたと思うから。
そして、ネスケは「人にプレゼントを贈って喜んでもらった記憶がない。」と言います。
だから、プレゼントを贈るのが苦手、選ぶのも苦手。
ですが、私はネスケからのプレゼント全てに喜んで、全てを使っていました。
サイズ的に無理になったものが1つありますが(笑)
ネスケの今までのプレゼントに関しての嫌な記憶が、良い記憶になる事を待ちます(笑)