疲労と特性の強さは比例します。
いつもより特性が強く出る時がある。
発達障害の方の中には、睡眠に何らかしらの問題があるという事があるようです。
特に、ADHDの特性を持っている方らしいです。
もちろん、両方持っているネスケも問題があると言えばあります。
まず、起きられない。
いつも起きられないのに、疲労が溜まっている時は酷くなります。
アラームなんて聞こえません。
私が出勤する時間より、遅く起きなければいけない時などは(病院など)、仕事中に離席して電話をしまくります。
しかし、ネスケのスマホをサイレントにしないでと何回言っても、サイレントになっているので、電話もあまり意味がありません…。
漫画の様子は、先日のネスケなんですが…。
漫画に描いてある日の話
まず、前日の夜
『キャッシュカードがない』と言い始める。
どこを探してもないというので、次の日の診察後に銀行へ行って再発行をするという事になる。
※お金をおろしたいというので、『通帳を忘れないように』とだけ伝えました。
そして、次の日の朝。
私が家を出る時に、しつこく起こしましたが全く起きません。
しかし、いつまでも起こしているわけにもいかず、私は家をでましたよ。
けれど、不安なので何回も電話をしました。
全く出る気配はなかった…。
ネスケの診察の予約時間は10時です。
私とネスケのスマホに入っている、カレンダー共有アプリを見る限りでは
『9時50分病院着』とありました。
ネスケが起きたと連絡が来たのは、9時50分過ぎ…。
そこから、病院へ向かったらしいネスケですが、病院までは車で30分。
もちろん病院についているはずの時間を過ぎて起きたので、間に合うわけもなく。
カウンセリングも10分ほどで終了。
ネスケから、財布を忘れたと嫁に連絡があり。
嫁はお金を届けた…。
銀行に行くも、印鑑を忘れ家に持ちに戻り。
また、銀行へ…。
そして、通帳も忘れていたので、再び家に持ちに戻り…。
無事再発行をしたネスケは、その後サウナに行ったのですが。
車の中で、キャッシュカードを発見…。
その日の夜のネスケは、ひどく落ち込んでいました。
『今日の俺は、頑張ってポジティブになろうと思っているのに、次から次へと特性からの失敗が続いて、ポジティブなんて無理だよ…。
心折れるよ…。
今日はもう寝る…。』
嫁が思うこと
ネスケの疲れなどが溜まっている時は、特性が強く出てきます。
私なんかも疲労が溜まっている時なんて、イライラしたり、物事がうまく進まずにさらにイライラとする事になります。
ネスケの場合は、その状態+特性が強く出る。
これは、本人辛いですね。
ただ、ADHDの特性が強く出るという事は、大体が本人が困る事なんです。
ADHDの特性ではなく、ASDの特性が強く出てくると
嫁が困ります。
困るだけならいいけれど、ひどく傷つくことになったり、ひどくイライラする事になったりとします。
固執性が強く出ると、イライラの絶頂になります。
(嫁がイライラする事になる。)
私の言葉に「固執」して、ネスケが怒ったり。
(この時の固執と、怒りは、全く私の意図していない言葉へと変換されている事が多い。)
嫁としては…。
『疲れを溜めないで!』
『とにかく、寝てくれ!』
『とにもかくにも、寝てくれ!』
と、その時は思うだけです。
怒っているけど、話は聞いてくれないし、もはや何に対して怒っているかさえ分からない状態。
発達障害のネスケは、仕事をしていても人よりも疲れやすい。
人と接しているだけでも、神経を尖らせているので疲れやすい。
家に1人でいれば、疲れないかと言えば…。
過集中やら何やらで疲れやすい…。
とにかく、日々疲れている。
こまめに休息、睡眠をとっていれば、疲れもそれほど溜まらないけれど。
そんな生活は、ほぼ無理だと思います。
ASDの特性が強く出ている時は、嫁は避難一択です。
人のイライラは、自分のイライラを呼ぶのです。