大人の発達障害 本
今日は、私が良く読む『発達障害の本』を紹介したいと思います。
題名もそのまま『大人の発達障害』という本です。
この本は、少し古いかもしれませんが。
2015年に発売されています。
副題は『アスペルガー症候群・ADHD』となっております。
イラスト多めです。
この本を書かれている方は、司馬理英子さんという方です。
東京都武蔵野市で発達障害専門のクリニック
『司馬クリニック』をなさっていると、本の著者紹介に書いてありました。
私にとっては、大変わかりやすく書いてあり、参考になりました。
本の内容は?
今では、アスペルガー症候群とは言わず『ASD』と表記されますが。
発達障害とは、どのようなものかという説明から始まり。
その後に、アスペルガー症候群とADHDと分けて、その中で『よくあるシーン』として、シーンごとに困りごと解決策が書いてあります。
説明も、アスペルガー症候群の中でも色々タイプがある事の説明。
ADHDのタイプの説明。
これらは、漫画になっているので分かりやすくなっています。
シーンごとの問題点も、イラストを交え詳しく説明されており、私にはとても分かりやすかったです。
問題点と解決法と一緒に載っている。
例えば、『妻や夫、子供と上手くいかない』と右のページにあれば
左のページには『なぜ?妻や夫、子供と上手くいかないのか』と説明されているので、分かりやすいと思います。
少しですが、治療に関しての説明や、働き方なども説明されています。
アスペルガー症候群・ADHDの、様々な特性が詳しく説明されているので、パートナーの方が困っている時に当てはまる事が多く載っていると思います。
私は、最初ネスケに読んでもらおうと本を購入したのですが、ネスケが読むより私が読んだ方が参考になりました。
ネスケが、どんな事で困っているのか、ネスケが苦手な事など、この本を読みつつ理解していきました。
この頃の私の口癖は『無知は罪』でした(笑)
『知らなかった』で、済ませたくなかったので、色々読んだり調べたりしました。
他にも、読んだ本はありますが、この本は
追及する本というより、『こうした方がいいよ?』と、教えてくれる本だと思っています。