二次障害とは?

二次障害(精神疾患) 発達障害の話
この記事は約11分で読めます。
私は専門家ではありません。
私が調べた事とネスケの場合を書いています。
参考程度にお読みください。
※令和3年11月26日編集
 
 
発達障害(ASD+ADHD)と、診断されている旦那ネスケの嫁のネスケ子です。
 
発達障害を調べると、いくつか検索に出てくるのではないでしょうか。
 
『二次障害』
 
二次障害ですが、発達障害の「特性」から、周りと上手くいかなくて悩んだり、強い劣等感から『精神疾患』を起こしてしまう事を言います。
 
ネスケも、この二次障害を起こし始めた時があります。
 
発達障害は、脳の機能障害なので「薬で治る」という事はありませんが。
二次障害の場合は、精神疾患なのでその症状によって薬を処方される事があります。

 

今回は、『二次障害』についての記事となります。
大人の発達障害についての記事もご覧ください。
 

 

ASDとADHDの特徴はこちら

 

 

 

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二次障害とは?

二次障害(精神疾患)

発達障害は、『脳の機能障害』と言われています。

発達障害には、色々な「特性」を持っている。

これはASD、ADHD、など、それぞれの「特性」がありますが、その「特性」が全て当てはまるというものでもありません。

当てはまる所もあれば、当てはまらない所もある。
(強弱はあります。)

人それぞれです。

そして発達障害の「特性」は、しつけのせいでも、性格でもありません。

ですが、その「特性」から様々な困難を抱えてしまいます。

その「特性」をきっかけにして精神疾患を起こしてしまう。
それが、発達障害の『二次障害』です。

けれど発達障害の人だから、必ずなるというものではありません。

二次障害を発症すると、その特性からの困難がさらに増えて悪循環になる事が多いようなので、注意が必要です。

自閉症スペクトラムの方は、特にストレスや自分の状態などに(心身の状態を)自覚しにくいと言われているので要注意です。

そして、二次障害を発症したとしても「理解」、「サポート」、「工夫・対策」。
それと精神疾患の症状により処方された「投薬治療」により、二次障害も軽減されると思います。

発達障害は脳の機能障害なので治ることはありませんが(今時点では)、二次障害による精神疾患は治る事もあると思います。
(治るとは言い切れません)

二次障害の精神疾患にも、様々なものがあります。

 

 

 

 

二次障害として起こるものは?

発達障害が一次障害として、その二次障害としてうつ病などを発症する事があります。

発達障害から起こる二次障害で起こると言われている。

・うつ病

・双極性障害

・適応障害

・不安障害

・パニック症

・心身症

・強迫性

・パーソナリティ障害

・睡眠障害

・統合失調症  

(などの心因性のもの、他にもいろいろあります)

この他にも、反抗や非行、暴力などの、行動上の二次障害もあるようです。

過食や拒食などの摂食障害や、ひきこもりなども引き起こしやすい。
(依存なども二次障害と言われている事もあるようです。)

この行動上の二次障害ですが、大人だけではなく小学生など小さいうちから、そうした行動が目立つ場合もあるようです。

 

 

 

 

 

二次障害はどうして起こる?

周りとの関わり

発達障害の特性から様々な困難や問題によって『生きづらさ』を感じ、二次障害を起こすこそがあります。

発達障害は『脳の機能障害』と言われており、大人になって発症するというものではありません。

幼少期から何らかしらの問題はあったのかと思われます。
ただ、社会生活の範囲が広がりその問題が深刻になっていくようです。

生きづらさを感じる事

 

・学業・仕事などでの問題や困難
・対人関係での困難

・家庭での困難

・自己評価の低下

・自尊心の傷つき

・交際相手との困難 などなど…

「特性」から、周りの人と上手く接する事ができなかったり、仕事でもミスを連発してしまったり、上手くいかない事からストレスが溜まったり、ミスが続いて注意をされて自己評価が下がってしまったりという事があります。
(ネスケの場合は、会社の人間関係です)

 

ASD(自閉症スペクトラム)では、基本的3つの障害があります。
『社会性の障害』、『コミュニケーションの障害』、『社会的想像力の障害』とありますが、この特性から人間関係などに問題がでてきます。

 

仕事でも『指示通りに仕事を勧める事はできる。』けれど、『次に何が必要か?次はどうすればいいか?という事などを想像する事が困難』という事があります。

「言われた事しかしない。」、「気が利ない。」などの評価につながる事となります。
それらの特性から、能力を上手く発揮できないという事もあるようです。

他にも、たとえ周りに「発達障害」であると知られていたとしても、外見では分からないという点も含めて、理解をされるのが難しいかも知れません。

周りの人が当たり前に出来る事ができない、なのに難しい事が得意だったりと凸凹があります。

そんな所から「なんでこれはできるのに、これくらいの事ができないの?」なんて言われてしまったり。

難しい事が出来るのに、簡単な事が出来ないことを

「努力不足」

「やる気がない」

などと、捉えられてしまう。

 

ネスケもそうでしたが、発達障害と知る前(知ってからもかな)、その当たり前に出来ない所を

『自分の努力不足』と、思って悩んでいた。

『もっと、頑張れば出来るはず!』と、一生懸命に頑張っていたネスケ。

自分を責めてしまったり、一生懸命やっているのに「できない」事から、激しく落ち込む日々…。(私達の喧嘩も今より多かった)

・ストレスは溜まる。

・自己評価も低下していくばかり。

・周りからも孤立していく。

(ネスケの場合は、孤立する事は苦ではありませんが)

これらの事から、二次障害を起こしてしまいます。

当事者の方の『生きづらさ』は特性からのものです。

あ、でも『認知のゆがみ』からくるものもありますが、それも特性から認知にゆがみがでるということもあるので、やはり特性からの生きづらさなのかな?

 

 

 

二次障害を起こしたら

二次障害診察

二次障害を起こしたら、迷わず診察を受けてください。

二次障害の症状に適切な治療と、適切な薬物治療などを受けてください。

心身の状態が悪くなり病院に行っても、なかなか良くならずに詳しく診察すると『発達障害』という事が分かるという事も多々あるようです。

 


本人が知らず知らずのうちに『生きづらさ』を感じていて、うつ病などを発症しそこから『発達障害』という事がわかった。という話はよく聞きます。

眠れなくなったり、食欲がなくなってきたり、強い不安が消えないとか、落ち込む日が多くなったりと、心身の状態が良くないというサインに気づくことが大切です。

自閉症スペクトラムの方は、心身の状態を自覚しにくいようなので特に気をつけてほしいと思います。(発達障害と気づいていない方だと、気をつけようがないとは思いますが…。)

二次障害の原因となるのは「特性」による、周りの人との人間関係に多くあるように思います。

その「特性」による周りの人との関わりの困難を和らげるのは

「本人の対策」「周りの人の配慮」だと私は思っています。

本人が自分の異変に気付いたなら、すぐに受診してください。

身近な方が気づいたなら、病院に行くよう勧めてください。

 

治療としては、『薬物療法』、『精神療法』とあります。

ですが、一番は『休養』です。

 

 

旦那ネスケが二次障害を起こした時

二次障害を起こした旦那

ネスケの会社で、イベントが行われる事になった時の話です。

そのイベントの担当に、ネスケがなってしまったのです。

ネスケも、今の会社で働くようになって10年近くになっており、『そろそろこういう仕事もしなきゃね』と、上司や同僚に言われてしまいます。

まさに『もう、これくらい出来なきゃね』という感じで、任されてしまいます。

その時のネスケは…。

『自分には出来ない』

『何をどうすればいいんだ』

『誰も助けてくれない』

『みんなはやりたくないから、俺に回したんだ』

『どうせ、やっても何か言われたり、直されるんだ』

『直すんだったら最初から他の人がやればいいんだ』

毎日、仕事から帰ってきては、こんな事を言っていました。

最初は、愚痴や不満を言っているだけでした。

それが、だんだん様子がおかしくなっていきます。

元気がなくなっていく旦那

仕事から帰宅する時には、もう元気がなく。

食欲もなくなり。

夜も眠れなくなる…。

そんな日が続いたある日

夕飯の時です。

ネスケが、『もう死にたい…。』と、言ったんです。

『消えたい…。』

そう言いながら、顔を手で覆って泣き始めました。

私が、初めて見たネスケの泣いている姿です。

声もかける事ができませんでした…。

その日から、エビリファイを飲み始めます。

エビリファイについて Wikipedia

毎日、『仕事に行きたくない』と…。

この時は、私にできるイベントの手伝いをしていましたが、本当にそれくらいしか私にはできませんでした。

イベントも無事終わり、ネスケも少しずつ落ち着いては来ましたが。

今思うと、この時ぐらいからメルトダウンを多く起こすようになった気がします。

二次障害は、いつ起こるかわかりません。

日々、様々な困難を抱えながら生活している方が多いのです。

中には、発達障害の傾向が強く出ているけれど、本人は気づかずに、周りの方が困難を抱えている場合もあります。

その場合は、本人は気づいてもいないし、困難を感じる事もありません。

そうすると、身近な人がカサンドラ症候群になってしまう…。

 

 

 

やはり、思います。

気づくのは大切だと。

パートナーが発達障害(もしくは、その傾向が強い)だと、対策や工夫、理解など、歩み寄りが必要だと思います。

けれど、そのどれも無かったら…。

 

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